株式会社セルフ創業50周年記念 特設ページ

株式会社セルフ創業50周年記念
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トップインタビュー

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01

株式会社セルフ 代表取締役 鳥取 孝

私達は、今年創業50年目を迎えます。
3月13日には、お客様、取引先様を多数お迎えし、ここまで支えてくださった感謝の気持ちと、私達が目指すセルフグループの決意をお伝えするセレモニーを盛大に開催することができました。
あらためて、これまでの多くの方々のお力添えに深く感謝致します。

これまでを振り返って

これまでを振り返って

私は、理事長時代からですと14年目、社長としては10年目を迎えます。 今振り返ると、社長就任当時の業績は厳しく、社長としてどのように事業に向き合えばよいか、社員達とどう進んでいくべきか、いろいろと考えたことを思い出されます。社長に就任するまで現場一筋であったため、会社経営に必要な数字についてもそれほど強くなく、大いに悩んだことを覚えています。
そんな時、あるグループとの出会いで私は大きく変わりました。

それは、同業の会社がメンバーとなっている経営の勉強会をしているグループで、会社を見学させて欲しいと言われて見学に来られたことがきっかけで、私もこのグループにジョインし、メンバー会社の方から多くのことを学びました。
そこでは、なんと各社の機密情報である経営の数字をオープンにして競合ともいえる会社といっしょに勉強するのです。会社の全てをさらけ出すことになり、自分も解放される感覚が新鮮でしたね。自然体でいられてとても楽だったんです。それから、自分の感覚も変わりました。なんでも素直に受け入れられるようになったんです。

今でも、その勉強会への参加を続けてまして、私達の経営の礎となっています。今後は多くの社員が数字に関心を持てるようにして会社の力をもっともっとつけていきたいと考えています。

店舗の皆様との交流

私は店舗を訪問し、意見交換したり食事会をしたりして、全県の店舗のスタッフの方々との懇親を続けています。
昨年で、一巡することができました。
その中で、生き生きとお話しされる輝いている方と出会うと、刺激を頂けるし、ワクワクします。これからもそうした機会の際には、皆様に正直な感想や意見をどんどんぶつけてほしく、よろしくお願いいたします。

店舗の皆様との交流

女性の活躍について

これからの私達には、ますます女性の活躍が求められます。クリーニング事業は、繊細な感覚と細やかな気配りがサービスの基本ですから、特に女性の力を必要とします。
そのために、女性が活躍できる場を作っていきたいですし、そこで思う存分力を発揮してもらえるような環境を整えていきます。

女性の活躍について

今後の展望、クリーニング事業の未来

これまでの50年のクリーニング事業において、知らず知らずのうちに枠にとらわれていたり事業の常識があったやもしれません。
これからは、外部の有識者やクリエイターなどの意見も取り入れて新しい事業も進めていきたいと考えています。
特にコインランドリーという場所、ここはおもしろいと思います。
海外では、コインランドリーが日本では考えられないような人を集める場所として進化しています。地方創生で、地方に人を呼び込むことに注目されていますが、そんなツーリズムの場所なんかになるとおもしろいですね。
これまでの、お客様へのアプローチができないというコインランドリーの特性を突破したい。とにかく、場所を持っているのは私達の事業にとってとても有利なことと思います。クリーニング事業をコアに新しい周辺事業にチャレンジしてみたいですね。

今後の展望、クリーニング事業の未来

これからの「セルフ」と「自分」に期待すること

これからの「セルフ」と「自分」に期待すること

まずは、私達一人一人が「夢」をもつ、そして「夢」をもてる会社にならないとですね。
基本的に何でも楽しくなかったら長続きはしませんし、いい結果も出せないですよね。会社もそうだと思うんですよ。
私は、社員がどうやったら仕事を楽しんでもらえるかを考え、会社としてできる精一杯の環境作りをしていくことが役割だと思っています。
社員は、ご縁あって、セルフにジョインしてくれたのですから、一人一人が、仕事に前向きに向き合い、安心した生活を送り、人生を楽しんでもらえるように、そして人間的に大きくなって欲しいと心底思っています。

一歩前に進む、前に踏み出す、とにかくやってみる、それが実践されるような機会や場が自然と生まれるような会社にしていきたいですね。
人を高めていくために会社が動くということは、本来ごく普通なことだと思っています。

一方で、会社の成長ということに目を向けますと、厳しさはもちろん必要です。
私は、「素直」に耳を傾ける、受け入れることは大切にしてきました。素直さを忘れずに、本気で仕事に向き合う社員にあふれ、「やっていこう」「やっていけるぞ」という熱い会社にしていきたいですね。あらためて次の50年のスタートはそこだと思うんです。そして、様々な分野でのエキスパート、経営者が会社の中に生まれ、彼らといっしょに次のステージに上がっていきたいと思います。

これからの「セルフ」と「自分」に期待すること

最後に

創業した父の経営理念には、感謝と至誠の心、高い品性と豊かな人格があります。
人に人徳があるように、会社にも社徳というものがあります。真心の経営を基本に、だれからも信頼され愛される
高い社徳を備えた会社に成長し、徹底した高品質のサービスを提供し続けていきたいと決意しています。

株式会社セルフ 代表取締役 鳥取 孝

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02

株式会社セルフ営業推進室長 鳥取 賢輔

私達は、今年、創業50年目を迎えることができました。
日本の会社が30年以上存続する確率は、わずか1%にも満たないと言われている中、半世紀にわたって事業を続けてこれたのは、ひとえにお客様、社員、そして応援してくださる全ての方々のおかげだと心から感謝しています。

私達をとりまく環境

ファストファッションに代表される、安いものを短時間で消費して、衣類も一シーズンで切り替えるような消費モデルや、簡易なクリーニングセットの普及、形状記憶シャツの台頭等をみましたら、クリーニングサービスのニーズは縮小傾向にあるかもしれません。
ですが、まさに今こそ私達のチャンスであり、社会的責任を発揮できるのだろうと思います。というのも、サービスの差別化と新たなサービスとの融合によって、セルフ社らしいサービスが実現できると思うわけです。
長く愛用し使い続けている服を身にまとえば、なんとなく安心し、様々な想い出がよみがえる不思議な感覚があるというお声も聞いたりするんです。

私達の使命

そもそもクリーニングサービスって、汚れたものをきれいにするというイメージをもたれがちですが、私は、心のリフレッシュの応援、価値のメンテナンスだと考えています。
消費社会へのアンチテーゼというと、ちょっと大げさかもしれませんが、「もったいない」と感じる心を育み、使い続けることがかっこいい、そんな日本にしたいです。「ものを大切にする」文化を育てていきたいですね。

日本には、「始末(しまつ)」するという素敵な言葉があります。これは、「けち」とはまったく別物です。始末をするというのは、ものを長く使い続けることによって、ものを生かし切る、もてる価値を最大限発揮するということなんです。身の回りのものの価値に気づかないでいると、心が充実しないと思うんです。価値あるものに囲まれていると感じながら送る毎日は、きっと充実することと思います。
これって、会社経営も同じと思うんですね。限られた資源を活かし切るというのは経営の基本でもありますから。

私達の使命

セルフクオリティ

この度、「新洗蔵」は、さらなる品質向上と、よりきめ細かなサービスを目指して、名称はそのままに、サービスロゴマークを一新しました。

汚れの取れたシャツを着て仕事場に向かう、新しさを取り戻したスーツで出張に出かける、艶やかさに深みをましたドレスを纏ってパーティに参加する、柔らかさと暖かさを取り戻した布団で眠りにつく。
私たちのサービスを利用していただいたお客様が、生活のシーンにおいて、それぞれにスイッチを切り替えられ、エネルギーに充ち満ちた気持ちになったり、ゆったりと穏やかな気持ちになったりできればうれしいですね。

お客様の信頼を裏切らないという意味での誠実さと頑固さ、そして丁寧さをあわせもったサービスを提供し続け、一度利用していただければ、利用し続けていただけるような魅力あるサービスに誠心誠意に提供していくと決意しています。

新しいステージへ

一方、皆様の期待にお応えできるように会社の成長と事業を進化させていきたいという使命とワクワク感でいっぱいの毎日ですが、創業50年という区切りを迎えた今年、これまでの私達はもしかしたら、次の50年に向けた礎作り準備だったのかなとも、ふと思ったりします。

新しいステージへ

現在131店舗でサービスを展開していて、県内では新洗蔵やセルフドライママという名前は親しまれていますが、セルフという会社は、ほとんど知名度がありません。これからはセルフという会社を、多くの方々に知ってもらい、クリーニング事業以外の事業にチャレンジすることになれば、そうした事業がセルフというブランドの中で有機的につながって、セルフグループが徳島、四国、西日本というエリアでなくてはならない存在として馴染んでいければと考えています。
もちろん、クリーニング事業自体にも新しいトライをしていきたくて、例えば24時間受付サービスやネット宅配サービス、そしてコインランドリー事業等日本のどこにもないような価値が提供できる「場」と捉えて、新しいサービスも展開していきたいですね。

とにかく、社員の皆さんが夢の持てる会社にしていきたいです。
チャレンジし、とにかくやってみる、そんな空気に満ちあふれた会社にしたいです。そのためにも、5年先、10年先に目指す会社の風景を具体的でハッキリとしたイメージを社員で共有し、これまで私達を育てていただいた地元徳島の発展に貢献しつつ、県外へのサービス拡大も視野に入れてみたいです。
皆様、これからのセルフにどうぞ期待してください。

新しいステージへ